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zoom RSS スーパーニッカ 初期ボトルを解剖する

<<   作成日時 : 2009/11/16 01:00   >>

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極めて貴重なボトルと言われているスーパーニッカの初期ボトル(手作り瓶)がまた手に入ったので紹介したいと思います。

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一応未開封と言う事にはなってましたが、コルク栓が簡単に抜ける状態で未開封と言う説得力は全くなっておりません。
そういうことなので初期ボトルについて色々解剖してしてみたいと思います。

改めて説明しますとスーパーニッカウイスキーは1962年(昭和37年)に発売されたウイスキーです。
大卒初任給17000円の時代に3000円もした超高級ウイスキーです。
そのせいか、瓶はセミクリスタルガラスの手吹きのボトル。ガラスの栓が別途付いていて飲み終わった後もデキャンターとして使える物でした。
購入者に教えているわけではないのですが、このスーパーニッカのボトルの原価だけでも500円もしたので(ちなみに当時これだけあればハイニッカ1本買えます)長く使って欲しいと言う思いがあったのでしょう。

現在のスーパーニッカは普通のスクリューキャップになっていますが、かつて初期ボトル以外にデキャンターとして使える物がありました。
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ラベルははがしてしまいましたが、スーパーニッカプレミアムと呼ばれる物でスーパーニッカの上位バージョンでした。ガラスの栓といい少しスモークのかかったガラスといい初期ボトルを意識しているのかもしれませんね。

さて長い前置きも終わって早速解剖。まずはコルク栓。
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これが出荷時についていた栓。まぁ何の変哲もない栓ですが一応紹介。

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次はデキャンターに使うガラス栓。
これも瓶に合わせて手作りです。栓をおいてみるとちょっと傾いています。やはり手作りなのですね。
あわせる部分はすりガラス状になっており瓶の口と合うようになっています。
また持ってみると意外と重いです。クリスタルガラスだからでしょうか?

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というわけでこれがガラス栓を使った状態。なるほどピッタリ合います。

さてこの瓶は手作りのため、作った瓶と栓が必ずしも合うとは限りません。
そこで作られた瓶に対して、合う栓を複数の候補から探し出すわけになります。
ピッタリ合った瓶と栓には番号が振られ出荷されるわけです。
瓶本体と栓、それぞれ底の部分に刻まれています。
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ちなみに今回の物は365と刻まれています。

何度も記載しているように初期のスーパーニッカのボトルは手作りです。
そのため瓶の一本一本の形も微妙に異なっています。
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上から最初に手に入れたスーパーニッカの初期ボトル、真ん中が今回入手したスーパーニッカの初期ボトル、下が最近まで発売されたスーパーニッカの量産品のボトルです。
見て分かるように上のボトルは少しボテッとした印象で、理科の実験に使うフラスコみたいですね。
今回入手した手作りボトルは量産品のボトルに近いでしょうか?
また手にとって見ると左右で微妙に形が違ったり、厚みが違うのか少し歪んで見えるようです。

ニッカウイスキーより配信されているメールマガジンにてスーパーニッカの手吹きボトルについてエピソードが紹介されているので引用させていただきたいと思います。
NIKKA倶楽部メールマガジン◎◎ From the Barrel ◎◎ Vol.82 より引用
 ◎政孝が選んだボトルは、商品用のボトルではなかった。
  各務クリスタルを訪れた政孝が、一目見るなり「これがいい!」と
  抱きしめて離さなかったというボトル。それは何かを入れて売る商
  品用パッケージではなく、プライベートユースを対象としたデキャ
  ンタでした。〜後略
 ◎1本のボトルに、栓が3本。
  手吹きゆえ口径が1本1本異なるボトル。そして栓も型を使わない
  宙吹き成型。ボトルと栓には、ピタリと合う組み合わせにそれぞれ
  番号がふられました。製作の上で、栓がボトルと同数では必ず合わ
  ないボトルが出てきます。そこで栓はボトルの3倍の数を手づくり
  で用意し、合うもの同士に番号をつけていったということです。
 ◎手吹きボトル復刻の試み。
  1988年4月、1962年当時の工法による再現作業が行われました。〜中略〜
  各務クリスタルの精鋭4人が集い、2日間にわたりボトルを製作。
  結果、吹き上げたボトルは約200本。
  しかし、除冷の段階でひずみが入ったり、合うサイズの栓が見つけ
  られなかったりして、完成品は69本でした。〜後略


さて、今回手にしたボトルは少し中身が残ってました。
このままでは蒸発してなくなる運命なので、小瓶に移しておきます。
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見た目は普通のウイスキーに見えますが相当濁っています。
せっかくだからどんな味がするかと思い、ちょっとテイスティング。
なんか甘い香りがするけど何か変だなぁ・・・さて味は、
ブ〜〜〜〜〜!!!
完全にアルコールが飛んでいて、ただの変色した水の状態でした。
さすがにこれは飲めません・・・

以前に私が書いたスーパーニッカ初期ボトルの記事
http://nondakure-jikeidan.at.webry.info/200903/article_3.html
http://nondakure-jikeidan.at.webry.info/200903/article_18.html

スーパーニッカスペシャルサイト
http://www.nikka.com/special/supernikka/

ニッカウヰスキー竹鶴威相談役の回顧録
http://www.nikka.com/world/sticking/takeshi/vol011.html
http://www.nikka.com/world/sticking/takeshi/vol048.html



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どうしたら初期ボトルを手に入れることができるのですか。
私もすごく欲しいのです。空瓶で良いのですが譲っていただくことはできませんか。
大黒屋光太夫
2010/12/04 22:38
コメントありがとうございます。
申し訳ございませんが私にとっても大切な物ですので、お譲りする気は今のところございません。
なお、このボトルは青山のニッカブレンダーズバーにお貸ししておりますので機会がありましたらご覧いただければと思います。
のんだくれ自警団長
2010/12/06 12:51

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