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zoom RSS テイスティング〜ニッカノースランド(2級タイプ)

<<   作成日時 : 2010/01/13 23:47   >>

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今回のテイスティングはニッカノースランドです。

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このウイスキーは1972年(昭和47年)に発売されています。それなりにヒットしたのか1994年(平成6年)頃まで発売されていました。
他にもモルトウイスキーの含有量を増やした特級タイプの物もありました。

ある意味このウイスキーはニッカウイスキーにとって記念すべき一品と言えます。
と言うのもこのウイスキーは元々あった余市蒸留所のモルトウイスキー、西宮(当時)のグレーンウイスキーに加え、仙台宮城峡蒸留所のモルトウイスキーが初めてブレンドの対象となった製品だからです。

ニッカウイスキーの創業者である竹鶴政孝氏は伝記などから以下のようにウイスキー作りに望み、発展していきました。
第一段階:本場スコッチに負けないモルトウイスキーを造りたい(余市蒸留所・ハイランドタイプ)
第二段階:本物のグレーンウイスキーを使ったブレンデットウイスキーを造りたい(西宮工場)
第三段階:ローランド地方のタイプの柔らかなモルトウイスキーを使いたい。(仙台宮城峡蒸留所)
このノースランドの完成によって竹鶴政孝氏の思い描いたウイスキーの完成を見たと言えるのではないでしょうか?
ちなみにラベルには「HIGH LAND」「LOW LAND」の文字があります。これはスコッチのハイランドウイスキーとローランドウイスキーをブレンドしていると言う意味ではなくハイランドタイプ(余市)とローランドタイプ(宮城峡)をブレンドしてますと言う意味です。
今だったら公正取引委員会に「紛らわしい」と訴えられそうですが・・・

さてこのウイスキー、原材料に「スピリッツ」とあります。これは仲間内では「禁断の原料」と呼ばれる増量用のアルコールになります。
品質重視のニッカでも2級ウイスキーではアルコールを添加していたのですね。
もっとも当時は国産ウイスキーの絶頂期で2級ウイスキーにまで回せるグレーンウイスキーはそんなに無かったのかもしれませんが・・・

見た目・・・色は薄め
香り・・・ライトな風味、アルコール特有の香りが強いが上白糖のような香りも感じます。ピート巻はまったくと言って良いほどなく、現代のブラックニッカクリアブレンドに近いかもしれません。
味・・・かなり薄味。ただし甘み、苦味が上品にまとまっている感じ。

基本データ:
商品名 ニッカノースランド
アルコール度数 39度
等級 2級
タイプ ブレンデッド(モルト・グレーン・スピリッツ)
熟成年数 未記載
容量 720ml
価格 不明(1983年当時は1000円位だったという話です)
1972年発売・1994年販売終了

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
このウィスキーは学生時代によく飲みました。安くて旨かったからです。
リックディアス
2014/10/08 21:39
確か900円でした。製造停止になると聞いて、12本入りの1ケース取り寄せた覚えがあります。
しゃみんぐ
2015/09/25 18:46

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